School

Kelley School of BusinessはIndiana Universityの看板学部の一つであり、Graduate, Under-graduateともに長年にわたって全米トップクラスの評価を得ているビジネススクールです。

現在修士レベルのプログラムとしてはMBAの他、MBA in Accounting、Master of Professional Accountancy、Master of Science in Information Systemsの4プログラムがあり、約600名の学生が在籍しています。なお、1997 年に卒業生であるE. W. “Ed” Kelley氏からの2300 万ドルの寄付に敬意を表し、名称をKelley School of Businessへと変更しました。

 

MBAプログラムの特長

1. 工夫を凝らしたInnovativeなカリキュラム

Kelleyの魅力の最たるものは、「教育」に重点を置いた教授陣が工夫を凝らすユニークなプログラム構成でしょう。特にコアプログラムにおいてMBAとして必要なスキルを自然かつ効果的に教授すべく工夫された様々なセッション、およびその授業に情熱を燃やす教授陣は高く評価されています。 以下、特徴的なプログラムをいくつか紹介します。

(カリキュラムの全体像に関する公式ページ: http://kelley.iu.edu/mba/academics/curriculum.cfm )

ケースコンペティション

Kelleyではコア期間(1年生秋学期)中に全員参加のケースコンペティションが2回開かれます。初回はなんとまだ何も学んでいないオリエンテーション期間中! 発表になったばかりの4/5名毎のチーム(ちなみにコア期間中はこのチームでの活動となります)で、お互いのバックグラウンドも知らず、解法のコンセンサスもないまま、悪戦苦闘しながらのプレゼンテーション準備は、チームメイト各々の性格・得意分野を知るとともに今後のチームワークについて考えさせられる良い機会となります。コアプログラム後半にある2回目のケースコンペティションでは、自分たちがわずか数ヶ月間でどれだけの知識を得たか、どれだけチームとして成長したかを実感することでしょう。Kelleyの学生は全米規模のケースコンペティンションで数多くの優秀な実績を残していますが、その一因はこのコアプログラムでの経験にあるのではないでしょうか。

Integrated Core

Kelleyで1年生の秋学期にとれる授業はなんと1つだけ!そう、Integrated Coreとして一つのまとまった科目となっているのです。もちろんMBAとして必修の知識はStrategy, Marketing, Finance, Accounting, Economics, Business Analytics, Operation等々多様ですから実際にはそれぞれ別の教授が授業を進めるのですが、教授同士が連携を取って授業を進めており、各Subjectの関連性が理解できるよう注意深く組み立てられています。

Academy

Coreの弱点、ともすれば広く浅くなりがちなスキル・知識を補うため用意されているのが業種別に用意されたこのAcademyです。それぞれ業界に造詣の深い教授が指導教官としてアサインされています。毎週金曜日はAcademyの開催日となり、著名企業の社員がKelleyを訪問して自社のケーススタディなどを通して志望業界・職種への理解を深め、必要となるスキル・ネットワークを獲得するのに大いに役立ちます。また秋学期・春学期に1週間ずつAcademy Intensive WeekといってAcademy活動のみ行う週が設定されており、Academyによりますが企業訪問やケースコンペを行っています。Academyは少人数制のため指導教官から親身な指導が受けられますし、志望業界・職種を同じくするAcademyのメンバーとは将来にわたる友情が芽生えるケースが多いようです。なお、Academyはクラブ活動等と異なる必修科目であり、単位も付きますが加入にはエッセイ等によるセレクションがあります。

2. 小規模校ならではのきめこまやかさと多様性のバランス

MBAの学生数は一学年 200名程度と比較的小規模のため、学生、教授、スタッフとの関係が非常に密接で、学生のニーズにフレンドリーかつ細やかに対応してくれる環境です。

各 クラスの履修学生は、当該クラスの履修期間の最後にCourse Evaluationの機会を持ちますが、KelleyはTeaching Qualityの維持向上を最重要テーマの一つとして掲げているため、この結果は今後のカリキュラム編成を担当するMBA Officeによって極めて重く受け止められ、教授陣はEvaluationの結果に基づき講義品質を常に改善し続けています。

学生の構成ですが、毎年全MBA学生の35-40%を留学生が占めており、学生のカルチャーは多様性に富んでいます。中西部の学園都市にあるため、アジアとは縁が遠そうに感じられるかもしれませんが、Indiana Universityは代々留学生の受け入れに最も積極的な大学の一つで、ここKelley MBAも例外ではありません。日本、韓国、中国、インド各国の文化を紹介するCultural NightsがMBA学生によるMBA学生のためのイベントとして毎回参加者200名以上(Kelley MBA在校生の約半数以上)を集めて盛大に行われていることも、Kelleyのカルチャーを端的に示していると言えます。加えてUndergraduate Programは全米有数の4,000名近くが学んでいることもあり、小規模校にはない教授陣の多様性を誇ります。

学生のバックグラウンドのデータはこちら: http://kelley.iu.edu/MBA/Admissions/ClassProfile/page38380.html

3. 立地の利~州立大学の特徴を活かした抜群のコストパフォーマンス

キャンパスのあるBloomingtonは人口7万人、うち学生3.5万人の典型的なカレッジタウンであり、家賃をはじめとする生活費が非常に安くあがります。また凶悪事件の発生がほとんどなく、家族同伴で滞在する場合でも治安面での特別な心配は必要ありません。これらの要因も優秀な学生がKelley を選択する大きな理由となっています。

4. ランキング

Kelley MBAではメディアの評価に基づいた自己評価は行っておらず、またプログラムの名声を高めること自体がKelley MBAの教育理念ではないため、MBAランキングを上昇させるための特殊な試みは行われておりません。しかし第三者の信頼あるメディアによるMBAランキングは、客観的にKelley MBAプログラムのクオリティを測る指標として、また企業リクルーターや出願者のみなさんにとっては各プログラムの相対的な位置付けや強み弱みを判断する材料として用いられることも事実です。

最新の各種ランキングはこちら:http://kelley.iu.edu/mba/kelleyAdvantage/rankings.cfm

5. 卒業生

Cisco Systems CEOの John Chambers 氏やFedEx CFOのAlan Graf氏等卒業生はビジネス界の幅広い分野で活躍しており、その総数は8万人以上です。日本人OBには、元東芝アメリカ最高責任者の伊藤日出夫氏、「道具としてのファイナンス」「ざっくり分かるファイナンス」を執筆された石野雄一氏などがいます。また、異色のOBとしては、ベストセラー「マディソン郡の橋」を書いたRobert James Waller氏も本ビジネススクールの卒業生です。

6. 校舎(W. Godfrey Graduate and Executive Education Center)

2002年秋学期よりMBA専用の新校舎がオープンしました。外装はインディアナ特産のライムストーンで覆われ、内部は無線LAN等最新の設備が完備された、非常に綺麗で快適な校舎です。80名収容のCohort Room (円形劇場型クラスルーム)が4つ、60名収容のCohort Roomが2つ、60名収容、40名収容のTiered Classroomがそれぞれ4つずつ設置され、この他にグループワークに最適な収容人数5 – 6名程度のBreakout roomが30余り用意されています。また地下には優に50名は収容できるラウンジとロッカー、および更衣室があり、3Fにもラウンジがあります。Kelley MBAの就職課にあたるGraduate Career Service (通称GCS) スペース内には企業によるプレゼンなどに使用されるPresentation RoomやOn-campus interview用のInterview Roomが用意されています。

また、隣接してBusiness/SPEA専用のLibraryがあるほか、通りの反対側にはMain Libraryが位置する、キャンパス内でも極めて便利なロケーションに位置しています。


10th and Feeの交差点からみた校舎の様子(マウスで視点を動かして、雰囲気を見てください!)


7.Indiana University

Indiana Universityは1820年(インディアナ州成立わずか4年後)に設立された州立大学で、現在は本部のあるBloomingtonの他、州内に8 つのキャンパスを持ち、総学生数は約10万人を誇る総合大学となっています。中でもBloomington校は全米主要60大学で構成される Association of American Universitiesのメンバー校として学術面でも幅広い分野で高い評価を得ており、100を越すプログラムが全米Top20にランキングされています。なお、Kelley School of Businessの他School of Public and Environmental Affairs(SPEA)、School of Education、Jacobs School of Music、School of Law等が特に名高く、これらの学部には日本人をはじめ世界各国の学生が数多く在籍します。

ここIndiana University – Bloomingtonは、”The Campus as a Work of Art “において”one of America’s five most beautiful universities”、また”USA TODAY”では”one of the top 10 places for campus culture”に選ばれた、8平方キロにも及ぶ広大かつ緑あふれる美しいキャンパスです。全米13位の蔵書数を誇るメインライブラリー、約200室のホテルや映画館、ボウリング場等の娯楽施設が設置され世界有数のStudent UnionとされるIndiana Memorial Union, 大学所属美術館としてTop5にランキングされるIU Art Museum、ミュージカル・オペラ等が多数上映されるIU Auditorium, Musical Arts Center, Theatre & Drama Center等の文化施設が校舎、学生寮や各種スポーツ施設と調和をとって配置され、非常に充実した環境にあります。


10th and Feeの交差点からみたKelley MBAの校舎
(マウスで視点を動かして、雰囲気を見てください!)



スポーツ面では、全米有数の人気を誇るBIG TEN CONFERENCEに所属しバスケットボールでは過去5回、サッカーでは7回の全米チャンピオンに輝いています。また5万人収容可能なメインスタジアムでは、アメリカを代表するスポーツでカレッジスポーツの花形であるアメリカンフットボールのリーグ戦が行われ、試合の行われる週末には、IUシャツ・トレーナーに身を包んだ愛校心あふれる学生で一杯になります。全米に数あるNCAA加盟の強豪大学の中にあって、Bloomingtonが “Sports Illustrated on Campus” 誌によって “No 6 College Sports Town”にランクされていることからも、ここIUのカレッジスポーツの活発さをご想像いただけると思います。

なお、Little500と呼ばれる本校独自の自転車競技レースは50年以上も続く毎年4月の恒例スポーツイベントであり、1979年アカデミー賞に輝いた映画”Breaking Away”の題材にもなりました。

 

City of Bloomington (ブルーミントン市)

Indiana Universityが拠点を置くBloomingtonは、州都Indianapolisから約50マイル南に位置する人口7万人、うち学生4万人の典型的なカレッジタウンです。中心部にIUのキャンパス、周囲に複数のState Park, State Forest, 湖を持つ自然に恵まれた環境で、アメリカというと連想されがちな凶悪犯罪とは無縁の安全な街です。その一方、学生が多いためダウンタウンには活気があり、多数のレストラン・バーが立ち並び、日本食をはじめ様々な国の料理も味わえます。また、全米有数のSchool of Musicを抱えることから、この規模の都市には珍しくミュージカル・オペラ・コンサート等の文化イベントが数多く開催される文化的な街であることも特徴の一つです。”USA TODAY”で”one of the top 10 places for campus culture” としてBloomingtonが紹介されていることは、この街の学生街としての落ち着きと活発さを端的に示しています。

公園や教会など緑溢れたコミュニティスペースは街中至るところに存在し、市民、学生の憩いの場としても親しまれています。

Visit bloomington(訪問者向けの観光・イベント案内): http://www.visitbloomington.com/


Kirkwood and Walnutの交差点からみたダウンタウンにあるMonroe County Court
(マウスで視点を動かして、雰囲気を見てください!)

 

State of Indiana(インディアナ州)

インディアナ州は人口約600万人の州で、1816年にアメリカ合衆国19番目の州として成立しました。州名はインディアンの土地を意味しますが、アメリカの典型といわれる中西部らしく、現在では人口の86%が白人によって構成されています。地勢的にはアメリカの中心部に位置し、州都インディアナポリスでは7本のインターステート・ハイウェイが交差するなど中西部・東部の各大都市への物流拠点として恵まれた場所にあり、”Crossroads of America” と呼ばれています。産業面では、コーンベルト地帯に位置し特に北部に広大な農場が広がるほか、自動車、鉄鋼、畜産業が発達しています。また、世界的な製薬会社イーライリリー・アンド・カンパニーに代表されるように、 近年ではヘルスケア産業に特色を持ちます。

日本の産業界との関係も深く、州内にはトヨタ自動車、富士重工業、ホンダをはじめ200社を超える日系企業が工場や事業拠点を構え、55,000人を超える現地従業員が雇用されています。州内には自動車産業関係に携わる日本人が多 く、インディアナポリスには多くの日本人が在住しています。

なお、州都インディアナポリスは世界的な自動車レース、Indy500やFormula One America Grand Prixの開催都市として有名なほか、NFLの強豪COLTS、NBAの 名門PACERSの本拠地となっており、アメリカンスポーツを観戦するには非常に恵まれた場所です。

インディアナポリスから近郊の主要都市までは、全米第三の都市、イリノイ州のシカゴまで北西に約180マイル、自動車産業で有名なミシガン州のデトロイトが北東に約300マイル、東に向かえばオハイオ州のシンシナティ、コロンバスまでそれぞれ約110マイル、約175マイル、南はケンタッキー州のルイビルまで約110マイル、西はミズーリ州のセントルイスが約240マイルとなっており、どの方向にもちょっとした小旅行が楽しめます。

 

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