Career

Kelleyの特徴は就職課だけでなく、Academy、卒業生、教授陣などを通じた企業とのネットワークが幅広く構築されていることが挙げられます。また、2 年生がキャリアコーチとして1 年生をマンツーマンでサポートし、レジュメの添削や面接指導をしてくれるのも少人数制を生かしたKelleyならではの特徴と言えます。

企業側からはチームワークを重んじる校風とリーダシップを育成するプログラムなどが好意的に受け入れられており、組織の中でバランスを取りながらリーダシップを発揮することが期待されています。

卒業後はコンサルティングや銀行などへ就職する学生も居ますが、特に製造業、ヘルスケア、流通などの業種で企業の人気が高く、多くの卒業生を輩出しています。

参考) Kelley MBA全体のInternship実績 http://kelley.iu.edu/GCS/EmploymentStats/MBAIntern/page20164.html

参考) Kelley MBA全体のFulltime実績 http://kelley.iu.edu/GCS/EmploymentStats/MBAFullTime/page20163.html

 

Graduate Career Service (GCS)

http://kelley.iu.edu/GCS/

Kelley MBAのいわゆる就職課に該当します。Majorごとに担当者がおり、進路相談、模擬面接、履歴書の添削などきめ細かな指導をしてもらえます。

またGCSでは学生の進路相談以外に企業説明会 (10~12月) やオンキャンパスでの面接 (1~3月) などを積極的にアレンジしています。オンキャンパス説明会およびインタビューには合計で100社近い企業が来校しますが、主に米国市民権を持つ学生対象なので、グリーンカードを持たないInternational Studentsを採用する企業はかなり限定されているのが現状です。

とはいえ、毎年インド人を始めとするほとんどのInternational Students (除く日本人・韓国人) がその狭き門をくぐりぬけ、アメリカで働く機会を手にしています。昨年よりアメリカ政府の方針で、就労ビザの発行がいっそう困難になりましたが、志を高く 語学に磨きをかけ、ネットワーキングを怠らなければ、アメリカでの就職も不可能ではありません (留学生の採用実績がある企業はGCSのサイトで閲覧可能です) 。

 

就職エージェント

日本人向けの就職エージェントとしては、AXIOMが 有名です。キャリアアップを目指すMBA学生にかなりフォーカスした日本国内エージェントと言えるでしょう。一般には入手しにくい採用情報を得るうえで貴 重なリソースです。合格後留学前の日本国内にいるうちから、面談するなどして相性の良い担当者を見つけておきましょう。

新卒市場と異なり、ポストMBA市場は求人情報が広く一般に公開されることが少ない傾向にあるため、 自身の希望職種、業界に強みをもつ就職エージェントを複数活用することが、より有利な条件で魅力のあるインターン・フルタイムオファーを獲得する近道といえるでしょう。

しかし、MBAを毎年多数採用する企業に関してはあえて就職エージェントを活用する必要はありません。エージェント側もそういった企業への支援はほとんど 行っていないのが現状です。 私費留学生の方は、実際にアメリカに来る前に、これらエージェントにコンタクトして、各職種、業界へのフィット感について理解を深めておくと、渡米後に効率的かつ効果的な就職活動が行えるのではないでしょうか。また、 レジュメ (職務経歴書) が書類選考を通過する上で非常に重要となるので、この添削には積極的にGCSや就職エージェントを利用することをお勧めします。

 

日本でのインターンを目指す場合

渡米前 (5~7月):

就職活動は渡米前から始まっています。金融・マーケを中心に5~7月にかけて企業の個別説明会 (懇親会) が開催されます。大手予備校経由で情報が入手出来ますので、アンテナを張っておくことをお薦めします。又、インターフェースやアゴス・ジャパンのような大 手予備校が仲介する就職フェアもあります。説明会の趣旨としては、自分の進学・連絡先の伝達および企業情報の入手です。ここで人事に連絡先を残しておけ ば、渡米後の秋に開催される米国での説明会にお呼びがかかります。又、社員を交えての立食形式になりますので、情報収集に活用できます。説明会に参加しな くてもレジュメを送付すれば面接にたどり着くことは可能ですが、参加しておいたほうがスムーズですし、情報収集の観点からも有益なので出来る限り参加する ことをお勧めします。

渡米後 (9~12月):

9月末から10月中旬にかけて米国内でレセプション (外資系のみ) が開催されます。2005年に関しては投資銀行、コンサル、GEがアメリカに出向いて開催していました。企業によってはレセプション後に面接を行う場合もあります。ただし、その場で内定が出ることは無く、ボストン・キャリアフォーラム (BCF、詳細は後述) に持ち越しになります。BCFは毎年10月下旬~11月上旬頃に開催され、100社以上の企業が参加します。事前にBCFのサイト経由、又は企業の人事に直接レジュメを送付し、スクリーニングをパスすればBCFで面接となります。3日間 (実質2日) で数回の面接を行い、企業によってはその場でオファーが出ます。 BCFに参加しない企業は11月以降に主要都市で面接を行います。Kelleyの場合は一番近い大都市であるシカゴに出向くことが多くなります。 サマーインターンをした学生しか採用しない企業も多くあります。入学直後に卒業後の進路を決めるのは中々難しいので、進路変更を見越して複数企業でインターンをする人もいます。

業種別にみる選考の特徴

(注:同じ企業でもプロセスが異なる場合がありますので、あくまで参考として下さい)

マーケティング:

  • 製薬A社:レジュメスクリーニング後、BCFにて面接3回 (日本語x2、英語x1)
  • 消費財B社:レジュメスクリーニング及びエントリーシートをパスした後にシカゴで面接x2

金融:

  • 米系投資銀行A社:レジュメスクリーニング後、BCFにて面接3回 (日本語x3)
  • 欧州系投資銀行B社:レジュメスクリーニング後、BCFにて面接3回 (日本語x3)
  • 欧州系投資銀行C社:レジュメスクリーニング後にシカゴにて面接及びテスト。その後、BCFにて面接x3

コンサルティング:

  • 戦略系A社:11月にシカゴにてレセプション。レジュメスクリーニング後12月にシカゴにて面接x1
  • 戦略系B社:11月にボストンにてレセプションおよび面接x1

(参考)Kelley日本人学生の日本国内でのインターン実績

  • 日興シティ証券(Class of 2007,2008 / Investment Banking)
  • シティバンク (Class of 2008 / Marketing)
  • アマゾンジャパン (Class of 2009, 2008 / Marketing)
  • 日本イーライリリー (Class of 2007,2006,2004,2003 / Marketing)
  • ジョンソン&ジョンソン (Class of 2007,2006 / Marketing)
  • P&G(Class of 2007,2000 / Marketing)
  • 新生銀行 (Class of 2005 / Finance)
  • マニュライフ生命 (Class of 2005 / Finance)
  • グロービス (Class of 2004 / Marketing)
  • 日興ソロモンスミスバーニー証券会社 (Class of 2003 / Finance)

 

アメリカでのインターンを目指す場合

International Studentsにとってアメリカでの就労資格 (グリーンカードまたはアメリカ市民権) の有無がネックになり、フルタイムでの採用を視野に入れている企業の場合、その企業が卒業後にH1ビザのスポンサーになる意思がない場合はインターンの申 込も受け付けてくれません(ほとんどの場合はこのケース)。そのためInternational Students OKと明示している企業に絞るか、別途個人的なツテを頼ってという就職活動になることが多いようです。

オンキャンパス

Fall Semester (9~12月):

キャンパスには9月~3月の間に100社ほどの企業がリクルーティングに訪れます。学生側は学校の就職課であるGCS (Graduate Career Services) のウェブサイトにレジュメをアップロードしておき、このサイトを通じて、来校する企業とのインタビューを申し込んだりレジュメを送付したりします。インタ ビューが本格化するのは年明けの1月になりますが、9月頃からすでにCompany Presentationと呼ばれる企業説明会が、授業が終わってからの午後6時以降、平均して2週間に2~3社の割合で断続的に開催されます。ここでは 事業概要やインターンシップの要件などの説明があり、実際にインターンを経験したケリーの2年生が同席することが多いので、彼らから生の声を聞くことがで きます。またそれらの企業はプレゼンテーション前夜に学校近くのバーなどで学生とのカジュアルな懇親会を催すことが多く、そこでの採用担当者や Alumniとのネットワーキングが非常に重要になります。これらのプレゼンテーションは主に学生と企業側とのコンタクトリスト作成が目的で、この段階で インタビューが行われることはまずありません。以後、各企業によりスケジュールは異なりますが、担当者から連絡がきてインタビューの日時が確定するという 流れになります。

Spring Semester (1~5月):

1月になるといよいよインタビューが本格化し、一日に複数の企業とインタビューすることもざらになります。来校予定のある企業はGCSサイトにリストアッ プされるので、来校予定日の2週間ほど前に希望の企業にビッディングします。企業側はGCSのサイトより送られてきたレジュメをスクリーニングし、興味の ある学生は”Preference List”と呼ばれる優先的にインタビューが受けられるリストに名前を載せ、来校前夜にリスト掲載者だけを対象にした懇親会に呼んで事前に接触したりしま す。ビッディングの結果はGCSのサイトにて各自確認し、インタビューが受けられる場合は指定された時間にGCSオフィス内にあるインタビュー用の個室で インタビューを受けることになります。業種によって違いはありますが、一般的には初回である1st RoundではBehavioral Interviewと呼ばれるジェネラルな質問 (自分がどういう人間であるのか、MBA取得後のキャリアゴールはどのようなものか等) に終始することが多いようです。大抵3日以内に2nd Roundに進めるかどうかのフィードバックがあり、早い場合で2回目で、一般的には3回目で内定となる場合が多いようです。2回目以降はCase Interviewも行われるようですので、事前にGCSのウェブサイトに掲載されている業種別の想定質問などを利用して入念な準備が必要です。インタ ビューは1月がピークで3月を過ぎるとほぼフルタイムの採用を見越したインターン採用は終了となり、以降の求人はプロジェクトベース(原則的にインターン としてのみの採用。フルタイムのオファーは出ないことが前提) でのリクルーティングになります。こちらは数はぐっと減りますが5月以降も求人があることもあり、内定が出ていない場合はGCSと密に連絡を取り合うこと が重要です。

オフキャンパス

企業が来校しない場合やインタビューが学校外で行われるものはオフキャンパスリクルーティングと呼ばれ、スケジュールも各企業によって異なります。企業の コンタクト先はGCSのサイトに掲載されますが、レジュメ送付は各個人で行うなど個人ベースでの活動となります。なおGCSとは別ルートでAlumniか ら各教授やアカデミーに求人連絡がくることもあるので、あらゆる方向にアンテナを張っておくことをお勧めします。ボストン・キャリア・フォーラムと同様 に、NSHMBA (ヒスパニック系学生のための就職フェア) 、Black MBA Fair (黒人学生のための就職フェア) といったジョブフェアが9~11月頃にアメリカ国内で開催され、実際には人種を問わず重要なネットワーキングおよびジョブハンティングの機会になっていま す。これらのフェアで採用担当者とコネクションをつくり、その後のインタビューに繋げるというのも非常に有効な方法です。

(参考)Kelley日本人学生のアメリカでのインターン実績

  • KPMG (New York) (Class of 2008 / Finance)
  • ノースウェスト航空会社 (Minneapolis) (Class of 2009 / Marketing)

 

日本での就職を目指す場合

パターン1

サマーインターン先からオファーを獲得するというケースが多いと思います。インターン終了直後に獲得する場合と最終判断を持ち越される場合がありますが企 業によりマチマチのようです。オファーを獲得企業にそのまま入社する際は晴れて就職活動終了。サマーとは別の業界・企業での就職を考えている、或いはイン ターン先でオファーが獲得できなかった場合はパターン2に続きます。

パターン2

フルタイムはインターンと比べると多くの企業が様々な職種で採用を行っています。ボストン・キャリアフォーラムでの採用がメインの企業もあれば、独自に説 明会を開催する企業もあります。 また日本での面接しか行わない企業もあり、その場合は夏休みや冬休みに一時帰国して面接を受ける必要があります。 フルタイムの面接は一般にサマーより回数も多く、専門的な内容も問われます。特にコンサルの場合はケースインタビューがメインとなるので、しっかり練習し てから臨む必要があります。 また新卒の時とは違い、職歴をかなり見られていますので、面接では「MBA前⇒MBA⇒MBA後」に関して一本筋の通った説明をする必要があります。 サマー、フルタイムの共通ですが、キャリアチェンジでない場合は比較的スムーズですが、キャリアチェンジの場合、インターンを経験していない業界・業種へ の就職活動はかなり厳しいので、インターンの時点からフルタイムを見据えた就職活動をすることが重要と言えます。

(参考)Kelley日本人学生の日本国内での就職先実績

  • リーマン・ブラザース (Class of 2007 Finance)
  • 日興シティ証券 (Class of 2007 / Finance)
  • Johnson & Johnson (Class of 2006 / Marketing, Operation)
  • 野村證券 (Class of 2005 / Finance)
  • デロイトトーマツ (Class of 2005 / Finance)
  • 新生銀行 (Class of 2005 / Finance)
  • 日本イーライリリー (Class of 2004,2003 / Marketing)
  • Procter & Gamble (Class of 2000 / Marketing)

 

アメリカでの就職を目指す場合

フルタイムの就労にはH1ビザが必要となりますので、就労資格保持者でない場合は企業がスポンサーになってくれるか否かが重要なファクターになります。日 本での場合と同様にサマーインターン先からオファーをもらうというのが一般的ですが、サマーとフルタイムは別と割り切って就職活動をする学生も多いようで す。学校に来校する企業の場合は、サマーインターンと同手順での活動となり、オフキャンパスの場合は基本は個人ベースでの接触となります。なお、卒業後1 年間は学業の延長で働けるOPT (Optional Practical Training)という制度もあり、この場合はH1ビザは必要ありません。

(参考)Kelley日本人学生のアメリカでの就職先実績

  • ノースウエスト航空会社 (Class of 2007 / Marketing)

Boston Career Forum (BCF)

毎年 11月初旬(金・土・日)にボストンで開かれる日本人向けの就職フェアであり、MBAをはじめとする日本語・英語バイリンガル学生を積極採用する日系・外 資系企業約200社が参加します。事前にレジュメ・スクリーニングがあり、それを通過するとボストンでの面接のアポイントを取 ることができます。3日間のイベントですが、前日夜には現地入りすることを強くお薦めします。なぜなら、多くの企業が初日か2日目の夜に食事会を開催しま す。食事会は面接をパスした人しか呼ばれませんので、例えば初日開催であれば初日の昼間に面接を受けている必要があります。 

BCFで数回の面接を経て内定が出るときもあれば、その後電話面接などを経て内定が出ることもあります。 なおBCFに参加するためには専用のウェブサイト経由で事前登録する必要があります。 インターンを受け入れている企業は数少ないので、かなりの争奪戦になります。事前にしっかり準備をして望むことをお勧めします。

 

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