渡米前の準備

ここに掲載している情報については日本人卒業生・在校生の経験を元にしたものであり、随時見直しを行ってはおりますが、必ずしも全ての情報が最新のもので はない場合があります。極力関連ウェブサイトのリンクや連絡先情報を記載しておりますので、念のため各リンク先を参照または電話等で直接ご確認の上手続き や交渉を行われることをお勧めします。特に運転免許証やビザについては、州・連邦政府による見直しが頻繁に行われますので、必ずIndiana州BMV (Bureau of Motor Vehicles) サイトおよびアメリカ大使館のサイトを参照するなどして、手続き前の充分な確認をお願いします。

 

Visa取得

フルタイム学生としてアメリカに入国する場合はF Visa (学生本人はF-1 Visa, 家族はF-2 Visa) が必要となります。申請には学校から発行されるI-20という書類が必要です。テロ対策として毎年のように制度が変わりますので、アメリカ大使館や旅行代理店などに確認の上、申請を行ってください。アメリカ大使館のウェブサイト( http://japanese.japan.usembassy.gov/ )で申請手続きや必要書類を確認することができます。

また、VisaやI-20など留学生の渡航に関するペーパーワークはKelley MBA OfficeではなくOffice of International Services (OIS)が担当しているため、渡航関係の質問や相談はOISに電子メールで行うのが便利です。Visa申請には面接が必要ですが、留学渡航者数がピークに達する6~8月は大変混み合いますので、早めの予約をお勧めします。 なおIEPに参加される場合は、IEP発行のI-20でVisaを申請する必要があります。オリエンテーション中にIEPからMBAへのI-20の変更手続きをOISで行うことになります。

Visa 発行に関する注意事項としては普段観光でアメリカを訪れる際に利用するESTAでは3ヵ月以上は米国に滞在することができないので、必ずビザが必要になる ことと、I-20をきちんと大学に送ってもらって大使館面接に持参しないとVISAが発行されないという点でしょうか。特に家族を帯同する予定の方は家族 全員にビザが必要なので、I-20についても家族全員分を必ず大学側に送ってもらう必要があります。私の場合は、当時1歳だった息子の分も合わせて4通の I-20をインディアナ大学に送ってもらいました。 (Class of 2013)


私は自分で申請書類を作成して申請しました。特に複雑な書類ではないので問題なく作成できましたが、不安であれば旅行代理店に依頼することも可能です。私 の場合面接終了後2週間ほどで Visa がパスポートに添付されて郵送されてきました。(Class of 2006)


本人がIEP発行のI-20でVisaを取得し、渡米後、家族がMBA発行のI- 20で取得したVisaで入国を予定していたところ、OISからそれでは本人と家族の関係がつかないので入国を拒否される可能性がある、と指摘され、あわ てて家族用のI-20を再発行してもらいました。結局、家族はMBAで発行されたI-20とVisaで入国できたので (再発行のI-20は使わなかった) 問題なかったようですが、家族と別々に入国される場合はOISに事前に状況を説明・確認した方が良いと思います。(Class of 2007)


私はIEPへ参加するため6月に渡米し、家族を9月に呼び寄せる予定でした。従っ て私自身はIEPのI-20で入国、家族はKelleyのI-20で入国することになりました。7月末にOISへIEPのI-20を持っていくと Kelleyへのトランスファーを行ってくれるのですが、これが結構時間がかかり (最速3週間) 、OISと交渉して何とか家族のVisa面接ギリギリに間に合うようにI-20を取得、Fedexで大急ぎで日本に送付しました。家族の渡米日時がトラン スファーの時期と重ならないよう注意してください。(Class of 2008)


東京よりも大阪の方が空いていて、面接終了後のVisaの送付も早いとの話です。急ぐ方は大阪の領事館へ行ってみてはどうでしょうか。(Class of 2008)

 

国際運転免許証

渡米後すぐは生活立上げのための買い物や車を購入する場合はディーラーまで出向く必要があるため、レンタカーを借りるのが非常に便利です。その場合に運転するためには国際免許証が必要になります。日本の運転試験場にて取得してから渡米するようにしてください。

 

予防接種

アメリカは各州ごとに、観光ビザ以外で入国する人に対して予防接種の義務を課しています。 インディアナ州の場合は、

  • 破傷風 (Tetanus)
  • 麻疹 (Measles)
  • おたふく (Mumps)
  • 風疹 (Rubella)
  • Tdap (Tetanus, Diphtheria, Acellular Pertussis)
  • 水痘 (Varicella)
  • 髄膜炎 (Meningitis)

を要求しています。また,海外からの留学生に対しては,TB Test(ツベルクリン反応テスト)も必須となっており,IU Health Centerで受けることが出来ます。

破傷風 (Tetanus ) は最後に接種した日から10年、麻疹 (Measles) 、おたふく (Mumps) 、風疹 (Rubella) は抗体検査でワクチンが規定量あれば担当医師の署名で免除されます。 ワクチンが通常は一度、接種したりその病気に罹患すると抗体ができるのですが、年齢と共に抗体も少なくなってきてクリアできない場合も多いのと、ワクチン によっては同時に接種できないものもありますので、余裕を持って訪米前に予防接種をされる事を勧めます。詳しくは保健所や海外渡航者の予防接種を多く手が けている病院にいかれて相談するのが良いでしょう。

ちなみにこの予防接種の証明 (自己申告) を提出しないと科目登録が出来ません。 http://registrar.indiana.edu/policies/immunization.shtml


予防接種は IU Health Center で受けられます。麻疹 (Measles) 、おたふく (Mumps) 、風疹 (Rubella) の混合3 種 (MMR) で$70 弱でした。(Class of 2003)

予防接種の要件に関する情報はIUのホームページを参照してください。 https://studentcentral.indiana.edu/personal-information/immunizations.html

 

医療保険

米国では学生は医療保険への加入が義務付けられています。 IU では学生のための医療保険が用意されており、外国人学生は本人分については入学と同時に自動的に加入されることになっているため、後日自動的に請求がきます。配偶者やお子様がいらっしゃる方は個別にIU Student Insurance Office (Poplars Building, Room E165, phone: 812-856-4650) で申し込むか、もしくは、学校指定の保険会社のウェブサイトからオンラインで申込み (または申込書をダウンロードして郵送) する必要があります。

日本国内で医療保険に加入し、Office of International Services で waive (免除) の手続きをとることにより、学校指定の医療保険加入を免除してもらうことが可能ですので、どちらのコストが安いか検討すると良いでしょう。2008年に学校指定の医療保険が値下がりましたが、まだ配偶者の保険額は高いので、是非渡米前に比較検討されることをお勧めします。

Waive のポイントとしては奥様が妊娠した際の医療費もカバーしていなくてはならないということです。出産費用が高額なアメリカでは、女子学生の加えて男子学生の 配偶者についても妊娠保険が含まれた健康保険に加入している必要がありますが、日本で妊娠保険はポピュラーではないため、妊娠保険を含まない日本の健康保 険でwaiveは困難です。詳しくは下記OISのWebサイトをご覧下さい。

 

現金&カード

現金

渡米後の当面の生活費、及び銀行のデポジット用として、USドルの現金を持ってくると良いでしょう。2008年現在、1万ドルまでなら申告無しで持ち込めます。1万ドルを超える場合、申告は難しくないので必ず申告しましょ う。

クレジットカード・デビットカード

円建てクレジットカード

アメリカでドル建てクレジットカードを作るまでは、 円建ての国際クレジットカード(AMEX, VISA, MASTER)で遣り繰りするのも有効な手段です。円決済の際に為替手数料がかかりますが、現金の両替や国際送金も相応の手数料がかかることを考えれば、 手間の面からも好都合でしょう。なおアメリカではJCBはさほど流通していませんので、円建てクレジットカードを頼りにする場合は最も流通している AMEX、VISA、MASTERのいずれかを持参されることをお勧めします。ただし、円建てクレジットカードの難点としては、上記為替手数料のほか、日 本のカード代金引き落とし銀行口座に十分な資金を残しておかなければならない点、登録住所 (Billing Address) が日本だとアメリカで使えないケースがある点などです。

デビットカード

アメリカで新規にクレジットカードを作る場合は通常クレジットヒストリーが必要となるため、 アメリカ国内でのクレジットヒストリーのない留学生が新規にドル建てクレジットカードを持つことは一般的にほとんど不可能ですが、デビットカードは口座開設と共に、非常に簡単に作ることができます。そして、大抵の場合はデビットカードと円建てクレジットカードの二本立てで困ることはありません。デビットカードは日本と同様の仕組みで口座からリアルタイムに使用額が引き落とされる仕組みですが、一般に広く使用されているため、決済時にデビットかクレジットかを気にするような場面はほとんど存在しません。ホテルのチェックイン時はクレジットカードが必要になるので、デビットカードはクレジットカードを一緒に持ち歩くことをお勧めします。

ドル建てクレジットカード

ドル建てクレジットカードの取得は一般には難しいものの、下記クレジットカードはアメリカ国内でのクレジットヒストリーがない日本人でも発行が可能なものです。 実際にほとんどの日本人学生が下記のカードのいずれかを使用しています。

日本国内で受取が可能なカード

Citi Dollar Card: シティバンクが発行するドル建てクレジットカードで、日本での申込および受取が可能です。渡米前に手持ちのドル建てクレジットカードを持てるので、何かと安心です。

アメリカ到着後現地での受取となるカード

PREMIO CARD: 年会費無料で作れる唯一のドル建てクレジットカードで、支払いは請求書に基づいてチェックで支払うか、アメリカの銀行口座から自動引き落とし、またはインターネットからの支払いとなっています。JALファミリークラブと提携したカード (JAL FAMILY CLUB PREMIO Card) もあり、年会費$70を支払うことによりJALのマイルを貯めることもできます ($1=1 Mile) 。MASTER CARDとの提携カードとなります。マイルが貯まらなくてもよければ年会費無料で保有できる点がユニークなメリットです。

ANA CARD USA: 年会費$70が必要ですが、ANAのマイルを貯めることができます ($1=1 Mile)。カード管理会社がPREMIO CARDと同一なため、支払方法はPREMIO CARDと同じです。こちらはVISA CARDとの提携となります。ANA CARD USAにユニークなメリットは特段ありませんので、PREMIO CARDとANA CARD USAの選択は上記年会費のポイントと、現在加入しているFrequently Flyer Program (JAL or ANA) によるかと思います。

 

パソコン

ほとんどの授業で、PCが必要で、毎日持ち歩きずっと使うため、自分にあった使いやすいもの、運びやすいものをお勧めします。資料がPCのファイルとして配布され、課題の提出もオンラインということも多く、クラスによっては試験もPCで回答するため、大抵のことをPCで行うことになります。

日本で使っていたラップトップでも最低限のSpecさえあれば全く問題ありません。どんなPCでも学校側はある程度サポートしてくれますが、特に日本語OSなど英語以外の言語のものでは十 分なサポートを得ることができない場合が起こりえますので、どのPCを準備するかは最後は自己の判断で、ということになります。実際、学生が使用しているPCを見ても、Macもあれば、Lenovo, Dell, HP, ASUSといったラップトップやSurfaceのような2-in-1を使用する人もいてバラエティに富んでいます。ただし,エクセルを利用するクラスで教授が使うのはWindowsマシンなので,Windowを使ったほうが授業についていきやすく,Excel for Macを利用される方は注意が必要です。

学校の建物内は無線LAN環境が整っており、また無線インターネット接続が前提となっている状況もありますので、WiFi対応モデルの準備が必須です。必要なソフトウェアのダウンロードはIU WAREという学校のサイトからのダウンロードで行われるので、光学ディスクドライブが必要になる機会は基本的にありません。なおKelleyでの講義やシステム環境構築に 必要な主なソフトウェア (Microsoft Office、各種統計ソフト、Adobe Acrobat Proなど) は学費に含まれており無料でダウンロードができますので、特に日本で購入して持参する必要はありません。

 私 は、渡米前に日本の家電量販店で日本社製のPCを購入しました。毎日持ち運ぶことため、ノートブックではありませんが、できるだけ軽く小さいものを選びま した。スペックは学校指定のものには及びませんが、特に不便を感じたことはありません。また、セットアップ時も言語設定が日本語ながら、サポートセンタの 人はアイコンを見ながら手伝ってくれました。ひとつ難点があるとすると、エレクティブの授業で必要なソフトウェアが英語のみ対応であるため、動作がうまく いかないことがあったことくらいです。これもソフトウェアのサポートセンタに質問をして程なく解決しました。(Class of 2013)

 

アパート仮予約

学園都市にふさわしく、Bloomingtonには多数のオンキャンパス(大学敷地内にあり、大学組織が管理するもの)、オフキャンパス(大学敷地外にあり、一般の民間企業が管理するもの) アパートメントおよび一戸建借家があります。 ただしオンキャンパスのアパートメントは校舎に近くまた家賃が安いため留学生を中心に人気があり、またオフキャンパスのアパートメントでも人気の物件から次々と埋まっていってしまいます。

MBAのオリエンテーションが始まるのは通例8月中旬頃ですが、この時期に渡米して探し始めてもなかなか希望の条件が揃ったアパートメントを探し出すのは困難です。7月上旬から始まるIEP (Intensive English Program) に参加される場合でも、Bloomingtonにいらっしゃる前に事前に日本から希望のアパートメントをリストアップしておき、可能であればウェブサイトやE-mailにて仮予約をしておくことを強くお勧めします。

主なアパートメント情報については、渡米後のページをご覧ください。

 

荷物の移動

日本からの引っ越しでは、船便である程度ボリュームのある荷物を運びつつ、到着後比較的早く使いたいものは航空便あるいはEMSで、到着後すぐに必要なものはハンドキャリーで運ぶことになります。体積・重量あたりのコストでは船便が圧倒的に有利なのですが、日本から送付すると到着に1か月以上掛かるので、よく考えて仕分けすることをお勧めします。また、航空便ではそれなりに費用が高くなるため、単価の安いものは、割り切って現地で購入する、というのも解決法です。現地の店舗だけでなく、こちらでAmazon等のオンラインショッピングやClassifiedを通じた中古品の入手も上手く活用することで、低コストで早い時期に快適な環境を整えることができます。

例えば、船便に秋物衣類を入れていると、意外と到着が遅くて、寒い思いをしつつ新たに買うのも躊躇するという状況になったり、調理器具が中々届かずに結局、必要のないライフスタイルに落ち着いてしまったり代替品を買ってしまっていたり、ということがあるので、ある程度、発送する荷物を選別するのも良いと思われます。

 

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