就活体験記

  • Class of 2015:K.K.さん

    氏名:K.K (Class of 2015)

    バックグラウンド:国内メーカーで財務会計・管理会計を7年

    志望業界・職種:事業会社の戦略策定関連部署 / コンサルティング

    オファー獲得先:外資医療機器・製薬 ファイナンス職、コンサルティング会社

    1.合格後~渡米前 合格が決まってから、転職エージェントや企業主催の合格祝賀会・壮行会と称したイベントにいくつか参加しました。表向きは祝賀会ですが、イベントには各企 業のリクルート担当者が来ており、企業側からすれば学生の囲い込み、学生側からすれば企業とのネットワーキングの場となっています。コンサルや事業会社は このイベントに参加するか否かで合否が決まることはないようですが、外資系の投資銀行は早くからネットワーキング活動をして、渡米前にディナーやインタ ビューのオファーを受けることが必要なようです。ただ、投資銀行系に興味がなくても色々とインターン関連の情報を入手することができますので、転職エー ジェント主催のイベントには参加するとよいかもしれません。他校への進学者とも繋がりを作ることができます。また渡米前に転職エージェントのAxiomに 登録しキャリア相談をしつつ、英文レジュメ・日本語レジュメ・職務経歴書のドラフト版を作成しました。 2.渡米後~ボストンキャリアフォーラム Kelley入学後はGCS(Graduate Career Services)の面倒見がかなり良いため、それらを活用できます。基本的に、レジュメのBrush up・面接の練習・企業研究を行うことになりますが、GCSから担当のキャリアコーチと2年生のピアコーチがアサインされるので、彼らからフィードバック をもらいつつ準備を進めました。ただし、在米日本人学生向けのボストンキャリアフォーラムはアメリカでの就職活動より時期が若干早いため、自身でできる部 分は早めに取り組むことをおススメします(ちょうどコアの時期と重なるのでなかなか時間が取れないのが事実ですが…)。また、日本人の2年生からのボス キャリ向けのアドバイスもかなり参考になり助かりました。 実際の活動プロセスとしては、ボスキャリ前までに各企業へのエントリー、書類選考が通れば電話やスカイプで1次面接。ボストンで2次・最終面接、という流れが一般的です。 面接内容は大きく分けて2つあり、1つはMBA受験時と似たようなBehavioral interview、もう1つは主にコンサル向けのCase interviewです。Behavioral interviewについては質問もだいたい決まっていて、自己紹介・強み弱み・リーダーシップ経験・Achievement・Teamwork等です。 MBA合格後忘れかかっていたものを多少Brush upしつつ練習しました。ただ実際に面接を受けるのが一番の練習になりますので、あまり興味がない会社でもエントリーしてみて本命前の練習に使うというの もアリだと思います。Case interviewに関しては独特な部分があり練習が必要になりますので、コンサル志望の場合には早めに取組み始めた方が良いと思います。具体的には以下 の本を読んで練習しておくといいようです。 ・戦略コンサルティング・ファームの面接試験―難関突破のための傾向と対策(ダイヤモンド社) ・現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート(東洋経済新報社)

    3.ボストンキャリアフォーラム~オファー ボスキャリ当日は各企業との面接後、上手く行けば(一部は上手く行くかどうかに関わらず)その日の夜にレセプションに呼ばれます。レセプションへの参加に よって合否にどの程度影響が出るのかは各企業によりますので、渡米前のイベントで知り合った友人とのネットワークはこういう時にも活きてくるかもしれませ ん。 合否に関しては、一部企業ではボスキャリ当日にオファーを出している企業もあるようですが、基本的にボスキャリ後早くて11月中、遅くても12月末までに は結果が出ていました。コンサルに関してはファームによって面接時期が異なっており、1月に入ってからインタビューがスタートするところもありますので、 個別に情報収集が必要です。 私の場合には外資系の医療機器・製薬メーカーから11月中にオファーをもらうことができ、コンサルに関してはボスキャリ後の最終面接が4月でオファーは5月に入ってからでした。 4.最後に 私の場合はボストンキャリアフォームにフォーカス(日本でのインターン)にフォーカスした活動でしたが、Kelleyの場合にはGCSが非常に強力であり アメリカでのインターンを希望する場合にはとても役立つと思います。就労VISAを持たない留学生には高いハードルであることに変わりはありませんが、周 りを見てもしっかり準備をして最後までトライしているクラスメートは最終的にアメリカ国内でオファーをもらっています。 いずれにしても活動時期の直前は授業の予習等で時間が限られますので、キャリアプランのストーリー構築やインタビューの練習等は可能な限り渡米前にやってくると渡米後の活動にもかなり余裕が持てると感じました。

  • Class of 2015:A.H.さん

    氏名:A.H (Class of 2015)

    バックグラウンド:工学部土木工学科卒。職務経験はゼネコンでの研究開発4年と不動産ファンド運営会社でのファンド管理5年。

    志望業界・職種:事業会社のファイナンス

    オファー獲得先:事業会社のファイナンス

    1.渡米前 MBA受験予備校やインターネットを通じて各種就職活動イベントの通知が到来。投資銀行・コンサルティング会社・外資系の事業会社がメイン。人材紹介サー ビス会社はAXIOMとキャリアインキュベーションに登録。この時期は自分の見識を広めるため、時間の許す限りいろいろな会社のイベントに参加しました。 2.渡米後: 8~10月 Kelleyでは所属するアカデミーのコーチがキャリアに関するカウンセルも行ってくれます。また、アカデミーの2年生の学生もマンツーマンで各種相談に 乗ってくれます。自分は日本での就職をメインに考えていることを伝えた上で、英文レジュメのブラッシュアップや英語での面接の練習を行いました。 3.渡米後: 10月以降 このあたりになるとボストンでのキャリアフォーラム(以下BCF)に参加する企業がそろい、各社へのエントリーが始まります。会社によっていはBCFの前 に複数回の面接を電話やSkypeで行うところもありました。自分は事業会社のファイナンスポジションを中心に5社ほどにエントリーを行いました。この時 期はまだMBAでの勉強のペースをつかめておらず、授業の予習・復習と並行しながら各社へのエントリーやインタビューをこなす必要があるため、タイムマネ ジメントがとても重要です。また、企業によっては選考が全て英語で行われたり、業界によってはケース面接が課されたりと、それなりに準備が必要なものがあ りますので、前年に志望する会社でインターンを経験された方や他のビジネススクールへ進学している方とのネットワークを充実させ、各種情報を仕入れて準備 に望むことが重要だと感じました。自分のオファーを頂いた会社で前年にインターンをされた方の経験談を聞くことができ、よりリアルな情報を仕入れることが できました。 4.BCF ボストンでは事前にエントリーしていた数社と面談を行いました。複数の会社と限られた日程で面談を進めていくためなかなかハードですが、ここがサマーイン ターンのハイライトと思い気合を入れて何とか乗り切りました。後日1社からオファーを頂くことができ、無事終了となります。面接で問われる内容は各社とも にベーシックなものが多い印象でしたので(当然会社によって異なりますが)、しっかり準備することでより充実した回答ができるものと思います。 5.その他 ・ 企業側のMBA採用に関する考えはマチマチですので、事前に確認することをお勧めします。前職での経験を重視する企業とそうでない企業がありますが、キャリアチェンジを考えている場合は前者の企業は分が悪いかもしれません。 ・ 「就活の面接なんて新卒のときにやったアレでしょ? 楽勝じゃん!」と思われるかもしれません(自分もそうでしたが…)。昔とった杵柄である程度何とかなると思いますが、やはり自分のキャリアプラン等につい てはよどみなく、かつ説得力を持って話せるようになるためにはある程度の練習が必要だと思います。 ・ ここでは多くの日本人MBAホルダーが通る道であろう、BCFを中心とした経験について記載しましたが、他にもLinkedinなどのSNS経由で情報を 集めたり、企業にコンタクトすることが可能です。自分もSNS経由でコンタクトした企業からインタビューを行ってもらったことがありました。 ・ MBA受験の際にエッセイに書くであろうキャリアプランやwhy MBA? については、各社とも面談で聞いてきますので、必要に応じて調整して上手く回答できると良いと思います。

  • Class of 2014:H.M.さん

    氏名:H.M (Class of 2014)

    バックグラウンド:公認会計士、大手監査法人にて6年間監査業務に従事。東証1部上場の食品製造会社、半導体卸売商社及び外資系消費財製造会社のクライアントを中心とした監査を経験。

    志望業界・職種:コンサルティング/一般事業会社のファイナンス

    オファー獲得先: コンサルティング会社 、イーコマースベンチャー企業

    体験記を読むに当たっての注意事項: ・この体験記は、日本でのインターン獲得を目標とした就活であり、アメリカで働くことは前提としていません。ただし、日本でのインターン獲得に比べてハー ドルは格段に高くなるものの、アメリカでのインターンももちろん可能性は十分あります。もしアメリカでインターンを経験したい、もしくは卒業後もアメリカ での就職を考えている、という方は個別にご連絡いただければご質問等お答えできるかと思います。 特にKelleyはGCSというキャリア相談室の評価が全米MBAでトップに評価されたこともあり、アメリカ企業でのインターンシップについてもGCSの 強いバックアップ、サポートを受けることができます。特にキャリア相談室はMBA校によって本当に役立つかどうかが違ってきますので、アメリカでインター ンを考えている方にとってもKelleyはオススメです。 ・私は金融、投資銀行は考えておらず、面接等は受けておりませんが、アプライの時期、選考過程は一般事業会社とほぼ同じですので、そちらをご参考にして頂 ければと思います。(アプライの時期は投資銀行の方が半月ほど早かったかもしれません。) [就職活動の主な出来事] 1.2012年5月末~7月渡米前 私の場合、MBA受験は3rd roundまで受験、最終的に進学先をKelleyに決めたのは6月中旬ごろでした。おおよそのMBA受験生は5月ごろには既に受験を終え、進学先も決 まっているということもあり、MBA留学予定者向けの就活イベントは4月の末からスタートし、個別企業による壮行会、会社説明会を含めると8月上旬頃まで 行われています。 私が参加したのはAXIOM及びキャリアインキュベーションが開催したMBA留学者向けキャリアイベントと、Amazonが開催した会社説明会のみでし た。コンサルティング志望のため、コンサルティング会社が主催する壮行会にも行きたかったのですが、関西に住んでおり、前職は既に退職しておりましたが、 渡米まで短期で経理の仕事に就いていたため、仕事を休むことができず、3つのイベントに参加することが限界でした。 もちろん自分が希望する業種の壮行会にはなるべく参加することをおすすめしますが、AXIOMとキャリアインキュベーションの最低2つに参加していれば大 体のインターン採用予定企業とコンタクトを取ることが可能になると思います。なお、万が一インターン情報を逃した企業があったとしても、MBAの横のつな がりを維持していれば、他のMBA同期生からインターンの情報を共有してもらうなどして、情報を入手することができますので、この時期は会社との関係だけ でなく、ヨコのつながりもある程度意識して動いたほうがいいと思います。 なお、個別の会社説明会以外では、AXIOM、キャリアインキュベーションのほかにαleaders主催の壮行会を抑えておけば十分かと思います。 そのほか、これらのイベントに参加している企業のHPは随時チェックされることをおすすめします。大体の企業は9月初旬から中旬にかけて、インターンの募 集をスタートし、上記のキャリアイベントに参加していればその情報もメールで送ってもらえます。しかし、会社によっては時期をはやめるということも十分あ りえますし、受身での姿勢では企業側のメール未送信等も当然考えられるため、主体的に情報を随時チェックして遅れることなくインターンにアプライできるよ う常に準備しておくことが大事だと思います。 2.渡米後ボストンキャリアフォーラムまで 会社壮行会やキャリアイベントが一息つくと、その後は渡米準備や渡米後の生活セットアップに時間が取られがちです。上記に記載したとおり、9月頃からイン ターンの選考がスタートするため、それまでにレジュメと履歴書は必要最低限就活用に更新しておく必要があります。 基本はMBA受験で使ったレジュメを流用するのですが、それはそのまま就活には使えません。MBA校が見てくる点と、企業が重視する点が違うからです。 レジュメのブラッシュアップについては、まずはAXIOMなどのキャリアアドバイザーにアドバイスをいただくことをおすすめします。そのほかにはKelleyのGCSと2年生の方に見ていただくのがいいかと思います。 Kelleyの場合、8月からMe. Incというオリエンテーションがスタートし、その中でレジュメの書き方や自己分析についても学ぶことができるため、そこもKelleyのアドバンテージ だと思います。Kelleyでは各チームごとに2年生のpeer coach、Me. Incのクラスごとにfacilitator、またAcademy所属後はAcademyのcareer coachが存在し、レジュメの相談相手は十分なほどいます。Academyは9月以降に配属が決定するため、私はMe. incのfacilitatorとGCSに直接連絡をとり、英文レジュメのチェックをお願いしました。なお、私の経験上、余り多くの人にレジュメを見ても らうことはおすすめしません。やはり見る人によって意見も違えば見る視点も異なり、時にはコンフリクトも発生するため、それら全てに対応するレジュメを作 るのが困難なためです。アドバイスを受けることは大事ですが、最終的には自分でどういう点をアピールしたいか、レジュメを通してどのような人物像を企業側 に植え付けたいか、というビジョンをしっかり持って取捨選択をしてください。 9月以降、書類のアプライが完了すると随時書類選考が行われ、インタビューの通知が来ます。インタビューは電話かもしくはSkypeがほとんどです。ボス トンキャリアフォーラムまで、だいたい1回から2回の面接が行われます。1回目は人事担当、2回目は人事責任者もしくはインターン実施部署の managerという設定がほとんどだと思います。これらの面接で聞かれることはベーシックな基本的事項です。(Why MBA? Why the company? Career goal, working style, leadership experience etc.) 私はKelleyの2年生の私費の方に毎週就活対策ミーティングを開いていただき、その中でモックインタビューをしていただきました。なお、英語でのモッ クインタビューについてはCareer coachかpeer advisorにお願いすると実施してくれますが、やはり日本語での面接の方が比重的には大きいです。ただし、企業によって、もしくはその時の担当者に よっては英語になる可能性もあるため、両方の準備をしておく必要があります。 私にとっては2年生の方との毎週の就活対策ミーティングが一番就活に役立ちました。やはり、インタビューなどは自分で回答を用意しても受け取る側が自分が 伝えたい通りに理解してくれるとは限りません。また受け取り方もインタビュアーによって違ってきます。そのような点からも、2年生の方に、前年度のイン ターン就活やインターン経験を踏まえた上で色々とインタビューのアドバイスをいただけたことは何より就活に役立ちました。このように1年生と2年生が協力 して就活を行う学校は、意外と他校ではあまり聞きません。今年は私も同じように就活対策ミーティングを実施して、少しでも皆様の就活のお役にたつことがで きればと考えています。 なお、就活対策として、私はインタビューの練習と、志望動機の練り込みが一番苦労し、また一番大事なのではないかと思っています。特に志望動機について は、他の就活生もある程度の企業リサーチ、業界研究はしてくるわけで、それに対してどれだけ自分の志望動機を差別化することができるかが重要になってきま す。その点についてもKelleyに来られた際にアドバイス出来るかと思っています。 また、事前に壮行会やキャリアイベントでお会いした企業以外にもボストンキャリアフォーラムの参加企業ページをチェックし、インターンを募集している会社 で興味がある会社があれば、随時書類を提出しました。ボスキャリのホームページでは随時参加企業がupdateされ、企業毎に書類の提出期限は異なってき ます。ですので、こまめにホームページをチェックし、期限までに書類を準備し、提出することも重要です。 3.ボストンキャリアフォーラム ボストンキャリアフォーラムは3日間開催されますが、最初の2日間がメインになります。ボスキャリでの面接がほとんど最終面接になるケースが多いかと思います。 ボスキャリ当日は、インタビューの予定時間以外は各ブースを回って企業説明を聴いたり、その場で面接をしてくれる企業のあるため、必要に応じてレジュメを提出し、面接を受けるなどしました。 ただし、インターンについてはフルタイム採用に比べるとはるかに門戸が狭くなっているため、やはりMBA対象のインターン採用を行っている会社のインターン獲得に全力を注ぐことが重要だと思います。 ボスキャリでの面接が成功したかしないかは、開催中に行われるレセプションに呼ばれるか否か、ですぐ分かります。レセプションに呼ばれる場合はたいてい面 接の終わりにその案内をもらうことができます。ですので、レセプションは大概どの企業も行っているため、面接を終えた時点で何の案内ももらえなかった場合 は、そこで落選した可能性が高いと考えた方が良いかと思います。 私は5社ほど面接を受けましたが、レセプションに呼ばれたのは1社のみでした。(他の企業のうち1社はコンサルティングファームであり、その企業はレセプションはなく、ボスキャリ後の面接に呼ばれました。) 4.ボストンキャリアフォーラム後 ボストンキャリア後、一般事業会社についてはレセプションに呼ばれた企業から最終オファーの連絡、もしくは追加面接の案内が来ます。私は残念ながらレセプションに呼ばれた会社からは、最終的な内定をいただくことができませんでした。 なお、コンサルティングファームについては多くが11月中にレジュメ、カバーレター、志望動機書の提出がスタートし、12月以降に面接、という流れになるため、一般事業会社とは異なってきます。 私はコンサルティング会社3社より面接通知をいただき、最終的に1社から内定をいただくことができました。(ちなみに内定をいただいた会社の面接は計3 回。1回目は通常の面接、2回目がケース面接、3回目が役員面接となっています。)時期としては11月の下旬であり、少し早めだったと思います。コンサル ティング会社は11月に面接をし、12月に最終結果を出すところもあれば、1月以降に面接開始などの会社もあるため、各ファームごとにアプライの期間を チェックしておく必要があります。 5.最後に 私は最終的に、コンサルティング会社の他にMBA出身の方が起業したベンチャー企業でもインターンをさせていただけることになりました。 正直私の年次は、それまでに比べてMBA留学生が増加し、私費生も増加したため、かなりインターンの競争率は高く、とても厳しいものでした。トップ 10MBA校に行っている同期でも普通にボストンキャリアフォーラム前に落選している人が数多くいる状況でした。それを考えると、企業はMBA校のネーム バリューというよりは、冷静にその人物とバックグラウンドを見ていると感じました。 毎年MBA向けのインターン採用を行っている会社数に大きな変化はなく、今後も急激に採用会社が増えるということは考えにくいと思います。ですので、イン ターンの獲得のしやすさはその年のMBA留学者数に大きく左右されることになります。といっても、最終的には自分なりにしっかりと自己分析やインタビュー 練習などをしておけば、内定を獲得できることも事実です。 6.私の失敗例 私がインターン就活を経験した上での反省点を申し上げるとするならば、自分なりの準備不足と、アピールの弱さがあったと思っています。 まず、準備不足についてですが、自分の性格上「この程度でいいか」とすぐに思ってしまって、とことん突き詰める姿勢が弱かったように思います。また、企業 にアプライすることに意識しすぎて、インタビューまでに十分個々の企業に対する研究やアピール方法を用意することに手が回っていなかったところもありまし た。「数打ちゃ当たる」という考えではなく、しっかりと個別の企業毎に志望動機、インタビューでの応答などをカスタマイズ、差別化することが何より大事で す。 もう一点、お恥ずかしい話ですが1社MBA採用企業のアプライ時期に間に合わなかった会社もありました。MBAの授業や他の企業の就活準備に追われて、そ の企業の書類提出締め日を過ぎてしまったことが原因です。9月、10月はMBAの生活やクラスに慣れておらず、そういった時期にはやはり時間管理、スケ ジュール管理はかなり重要になってきます。 また、1社は2次面接もパスしたのですが、もともとファイナンス部署でのインターンの実施を予定しておらず、企業側から私のバックグラウンドにあったイン ターンを提供することが困難、という理由で結局その後の選考に進むことができませんでした。人事担当からは来年のフルタイムに向けて引き続きコンタクトを キープさせて欲しいと言われましたが、実際今年のフルタイム就活でそれが生きてくるのかは甚だ疑問です。あとになって思ったことは、たとえ実施部署が自分 のバックグラウンドに合わないとしても、そこで自分のバックグラウンドで培ってきたスキルや経験をアピールし、自分が十分にその部署で通用することを企業 に説得させることができれば、結果は違っていたかもしれない、ということです。当時はそこまで考えてはいませんでしたが、例えばMBAを契機にキャリア チェンジを図りたい方などは、当然そういったアピールが必要になってきます。 結局はいかにして自分のバックグラウンドと応募企業、応募部署のフィット感をアピールするか、自分がそれに適応できる経験、スキルを持っているかをアピールすることが重要なんだと思います。 最後に、これも大事なことなのでシェアさせていただきますが、ボスキャリ前に面接を受けた会社の内、1社から面接後の結果連絡がすぐにありませんでした。 面接では2、3日のうちに、とのことだったのですが、1週間経っても連絡がなかったため、コンタクトをしてみると、単純に担当者の連絡忘れが原因でした。 結局面接がボスキャリ前ギリギリだったこともあり、担当者が連絡をもらった後慌ててボスキャリでの面接を設定して頂きましたが、結局ほとんどのタイムス ロットが既に埋まっており、私の他の企業とのインタビューとの兼ね合いもあり、結局ボスキャリで面接を受けることができませんでした。明らかに担当者の管 理ミスによるものですが、それを責めても何のプラスにもなりません。むしろもっと早い段階でこちらからコンタクトをとって、面接の合否を確認すべきでし た。就活をする上で、「遠慮」というものは無用だと思います。特にMBAのインターンでは競争も激しく、採用企業も限られているため、いかに自分からプッ シュしていくかも成功要因の1つになるのではないかと思いました。 7.コンサルティングファームへの就活について コンサルティングファームの応募は一般事業会社に比べると遅いとはいえ、その採用はケース面接が主流であり、ケースに対する準備も必要です。特にケースは 練習をすればするほど回答時間も短くなり、また回答もよりロジカルに、精度が増していくため、やはりなるべく早期からケース練習を開始することが重要に なってきます。出題されるケースは大体2種類あり、応募するコンサルティングファームによって、どちらのタイプの準備をするかが変わってきます。私は両方 の準備をしましたが、準備を開始したのがボスキャリ後ということもあり、正直それほどケースに長けているわけではありません。ですが、2年生の方とのケー ス練習や、他校MBA同期とのケース練習も定期的にしていたので、ある程度はアドバイス、練習の提供が可能と思います。

  • Class of 2013:Y.T.さん

    氏名: Y.T (Class of 2013)

    学歴: 公立大学 工学部

    職歴: 外資系IT企業にて経営企画部1年、人事部3年

    インターン獲得企業: Eli Lilly Japan, Walmart Japan

    1. 渡米前準備 MBAに合格が決まってから、いくつかのサーチファームが主催するイベントに参加しました。そこには、外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行、 外資系事業会社など多くの企業が欧米MBAトップスクールに入学する学生を囲い込むため参加しています。どういったサーチファームが主催しているかは、イ ンターネットや友人経由などで知ることができます。また、外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行などは、個々でも留学前壮行会などを実施してお り、卒業後そういった業界に志望される方は渡米前に参加されるとよいと思います。とある外資系投資銀行は渡米前にインターンをFixすると聞いたので、情 報は的確かつ迅速に入手されることをお勧めします。どういった外資系コンサルティングファームや外資系投資銀行が壮行会をしているかも、インターネットや 友人経由などで知ることができますので、しっかりとアンテナをはっておくことをお勧めします。
    2. 渡米後 渡米後は当たり前ですが、ResumeのBrush up, 面接の練習、企業研究、業界研究に時間を割くことになります。ここでは学校のサポート体制についてお話します。
    まずコアの授業がはじまる前にMe. Inc.というセッションがあり、自分探しの時間が設けられます。この期間は約2週間ほどで、同級生からフィードバックを受けたりしながら自分自身のことを掘り下げていきます。

    それから、GCS(Graduate Career Services)の担当がアサインされ、Resumeの添削から、Mock interview, Slam sessionといわれる集団インビュー練習などサポートは多岐に渡ります。

    他にはアカデミーで1年生にはそれぞれ2年生のPeer Coachがつき、その人たちもResumeの添削やMock interviewの手伝いなどをしてくれます。私の場合、Peer Coachは非常にSupportiveでした。私が短い期間のインターンを探すのに奔走しているときも親身になって相談にのってくれて(そもそもアメリ カ人はインターンは1社なので2社でインターンするということに対して理解がありません)、米国でのプロジェクトをはじめ、様々なアプローチをアドバイス してくれました。

    後はMarketing clubなどもサポート体制があります。実際に前年にインターンをとった2年生とのSlam sessionが設けられ、私は実際にP&GのセッションにでましたがP&Gのカルチャーやインターンでのポイントなど教えてくれ、大変 に有意義な時間でした。

    また、私の場合幸運なことに、2年生の先輩から、2年生のアジア系アメリカ人を紹介してもらい、 彼のサポートは非常に大きかったです。彼は非常に優秀で、GCSがいいといった面接に対する私の回答に対しても「なぜ?」と繰り返し、深堀を繰り返してく れました。彼は米国のDuPontやP&Gをはじめとした企業からフルタイムオファーを獲得しており、彼とworkできたことは私にとって非常に 貴重な時間となりました。

    これらのサポートを通していえることは、KelleyはInternational Studentの就職活動に対してもかなりSupportiveな体制が整っているといえるということです。実際にGCSの面々はP&GやPwC のHR、Eli Lilly出身と一流企業のOB/OGばかりで、どのようにしてインターンを獲得するかを熟知しています。

    他にはアメリカでは日本以上にネットワークを重視しており、ネットワーキングのイベントはGCS 主催でよく行われています。これは、実際にKelley卒業のアメリカ人がKelleyにきてセッションを行ったり、名刺交換を行い、ネットワーキングを するというイベントになります。アメリカでのインターンを狙うInternational Studentはこういうイベントに積極的に参加します。実際Kelleyでは毎年、International Studentの米国企業でのインターン実績は多岐に渡ります。

    1. 書類選考からオファーまでのスケジュール(事業会社) 事業会社に関しては、書類締め切りは早い会社で6月末、通常は10月~ボストンキャリアフォーラムがある11月まで。オファーに関しては、早くて11月、 平均的に1月、遅くとも3月くらいにはでるイメージです。(もっと遅い企業も中にはありましたが・・)面接は平均して3~4回かと思います。ちなみに、コ ンサルに関しては1月から選考開始と聞いています。ただ、囲い込みなどunofficialな情報(これは投資銀行もそうかと思います)も多々ありますの でアンテナはしっかりはっておくことをお勧めします。
    2. 最後に インターン獲得の鍵は、どこのMBAに在籍しているかということも大切ですが、マーケットによって状況は大きくかわりますし、何より本人次第の部分が非常 に大きいと思います。また、職種によっては前職をかなり重視する企業も多くあります。特にMarketingのポジションは前職で営業や Marketingを経験していないと、インターンを獲得するのは一般的にかなり難しいといわれています。そのような中で、営業もMarketingも経 験のない私が、希望する事業会社のMarketingのポジションを獲得できたのはKelleyのサポートの部分も大きいと思います。また、私の場合、同 級生の方がかなり協力的で、いろいろとサポートいただきました。フルタイムについては幅を広げて挑戦する予定ですのでまたどこかのタイミングで体験記をポ ストできればと思います。

  • Class of 2013:Y.M.さん

    氏名:Y.M (Class of 2013)

    バックグラウンド:国内専門商社 プラズマディスプレイ関連 国内営業6ヶ月、太陽電池関連 海外営業3年9ヶ月

    志望業界:B to B 事業会社

    志望職種:マーケティングもしくは事業戦略関連部署

    オファー獲得先:外資消費財 マーケティング職、外資医療機器・製薬 マーケティング職および外資総合化学 マーケティング職

    1. 渡米前(2011年3月-6月) 合格後、アクシアム http://www.axiom.co.jp およびαリーダーズh http://alpha-leaders.jp nに登録。5月頃より、各転職サービスサイト経由で、投資銀行、コンサルティングファーム及び事業会社のMBA生向け壮行会の招待を受けます。この時点 で、自分の目指す業界がどこなのかを判断したり、人事や他MBA生とのネットワーク作りを目的に積極的に参加しました。なお、私がオファーを貰った消費財 事業会社は、5月に壮行会開催、6月20日頃書類提出締め切りでしたので、事業会社の中では、かなり早い段階での選考でした。
    同社への応募を機に、自己分析を早い段階で行い、自分のキャリアパスを具体的に考えたのが、その 後のオファー獲得に繋がりました、具体的には、1.職務経歴書及び英文レジュメの作成。2.職務経歴書は、アクシアム経由でアドバイス入手 それを元に添 削。3.英文レジュメは、Kelley2年生のアドバイスを元に添削。4.壮行会での入手資料及びHPを元に業界研究を行い、志望動機を固める。5.平行 して、Why MBA?やリーダーシップ、チームワーク経験を2-3分で簡潔に話せるように過去の職歴の棚卸し。
    1. 渡米後 からボストンキャリアフォーラム(以下BCF)迄(2011年7月-10月) 7月中旬:消費財事業会社1次インタビュー実施(日本語60分)、終了同日にインタビュー通過の連絡。質問内容は至ってシンプル。Why MBA? リーダーシップ経験、Why Marketing?など。 尚、11月初旬に行われたBCFへの航空券および滞在先の予約は、料金が安い、選択肢が多いという意味でこの時点で行う方がベターです。
    8月:職務経歴書、英文レジュメのブラッシュアップおよびインタビュートレーニング。 同期の日本人に各種添削依頼。GCS(Kelleyのキャリアセンター)およびKelley2年生経由で、英文レジュメのブラッシュアップ。平行してモッ クインタビューを実施。日本語モックインタビューは同期の協力にて実施。適宜ビデオや音声録音を行い、内容だけでなく、動作などのチェックも行いました。 また、英語でのモックインタビューは、GCSおよび2年生の協力の下実施。こちらも同様にフィードバックを貰いながら、適宜修正を加え、完成度を高めてい きました。 外資日本法人向け就職活動(コンサルティングファームを除く)は、アメリカで就活をしている学生と比べかなり前倒しで行われます。よって、GCS経由での 学生向け就職活動講座の進度と、自分とのそれではかなりの違いがありましたので、その調整を行う必要がありました。基本的には、個別にGCSに連絡を取 り、早い段階で就活マニュアルの入手や、GCSとのモックインタビューのセッティングを行いました。特にGCS経由で入手した”CAR”システム(基本的 な質問へ、”C: Context”、”A: Action”、”R: Result”に沿って回答するスキーム)は、自分の経験を簡潔にかつ、ポイントを絞って伝えられる為、非常に有用でした。 通常MBAのキャリアセンターは、日本人向けの就職活動に対して特別な対応は無いのが事実です。しかし、個人的には、上記CARシステムなど使えるリソー スがかなり多いという印象であり、GCSのキャリアコーチも無理なスケジューリングにも最大限対応して、アドバイスをくれていたので、助かりました。使え るものはどんどん積極的に活用するべきだと思います。

    9月-10月:各種事業会社1次インタビュー実施(日本語30分程度)、終了後、約1-2週間でインタビュー通過の連絡。こちらも質問内容は至ってシンプル。Why MBA? Achievement、志望動機など。 事業会社の書類提出締め切りが、ここでピークを迎えます。MBAを採用する事業会社はそれほど多くない為、マーケティング職を中心に、概ね大手事業会社に はアプライをしました。平行して、各社から書類選考通過の連絡が届きました。基本的には一次インタビューは電話で30分程度の簡単なものが多かったのです が、中にはシカゴやアナーバーなど遠距離で、対人インタビューをする場合もありました。

    1. BCF本番(2011年11月) 10月までにアプライした各種事業会社の2次インタビュー(中には1次や最終インタビューの場合も)をBCFで実施。それまでに企業研究を行い、どうして その業界なのか?どうしてその職種なのか?どうしてその会社なのかを中心に事前準備を行いました。中にはケースインタビューという、通常の人物インタ ビューとは異なるものもあり、事前にインタビュー形態が特殊であると分かっている場合は、それに向けたトレーニングも必要となります。 ここでのインタビュー評価が良かった場合(無条件で招待される場合もあり)、夜のレセプションパーティーに招待されます。パーティーでは、人事や自分の希 望する部署のキーマンを見つけ、積極的に会話をすることで、インパクトを与えるように心がけました。特にフィット感のある企業とは、その後も連絡を何度か 取り、自分の志望度が高いことをアピールするようにしました。
    2. BCF後からオファー獲得迄(2011年11月-2012年1月) 12月初旬:消費財事業会社 最終インタビュー実施(日本語60分)。マーケティングディレクターとのケースインタビュー*2。一つ目は、コモディティ市場における、競合先との製品差 別化戦略について。二つ目は、コンサルなどでよく出される数値予測について。人物インタビューはなく、ケースのみでした。また、口頭でケース内容が伝えら れる為、短時間でポイントを絞って書き下す必要があり。事前にマーケティングのフレームワークをおさらいすることで、何とか対応しました。
    12月中旬:医療機器・製薬事業会社 最終インタビュー実施(日本語60分)。事業本部長との人物インタビュー。一般的な質問が大半。一部、自分のキャリアパスを深堀される質問があり。きちん と自己分析が出来ていれば、このあたりは問題なく話せるかと思います。私も、変化球的質問に対し、事前準備が無かったにも関わらず、問題なく対応出来まし た。

    12月下旬:上記2社よりメールにてオファーの連絡。

    1月初旬:総合化学事業会社 最終インタビュー実施(英語60分)。リーダーシッププログラム統括マネージャーとの人物インタビュー。質問内容は非常にシンプル。英語でのインタビュー でしたので、事前準備した回答のブラッシュアップを行いました。また、志望度合いの高い業界であった為、前職での経験を元に、インタビューの最後に、志望 理由を1-2分程度で話すように、事前にエピソードを練りました。

    1月中旬:同インタビュワーより直接電話でオファーの連絡。

    1. 最後に 繰り返しになりますが、準備は早めにするに越したことはありません。また、業界問わず、活用できるリソース(キャリアセンター、同期、先輩、他校MBA生等々)は積極的に活用するべきだと思います。 このようにKelleyには周囲のサポート体制が非常に厚いことに加え、マーケティング職で活躍するアラムナイが、各方面にいることで、大変有利に就職活動を進められるというのが、就職活動を通して感じた、率直な感想です。 今後Kelleyに入学される私費の学生さんも、就職活動については、我々日本人も全力でバックアップしますし、KelleyのGCSも強力なリソースですので、全く心配はありません。